ローザ架装例
■幼稚園バス改造
1.幼稚園仕様のローザです。
2.運転席もかわいいですね。改造するには全てをイメージチェンジしていきます。
3.工程として、室内塗装→室内仕上げ→同時に外装で計画します。
4.まずは室内のシートを全て取り外しいたします。
5.幼稚園バスは、純正改造と途中改造があるので、工程が大きく分かれます。この時点で装着の仕様が変わります。
6.まずはシートを取り付ける内装系の塗装を行います。
7.当社で使用しているローザの椅子ステーを今回の車両に合わせた加工を行いサイズ調整をします。
8.酸素アセチレンを使用しますので慎重に行います。ガスと酸素のバルブで圧力を調整し中性炎にします。換気も十分に注意しましょう。
9.何度も微調節を行いながら、ミリ単位の調整を繰り返します。
10.バスの座席取り付けは前部、中部、後部と車内の寸法が違うので座席にあわせて加工が必要です。
11.アーク溶接です。トーチ先端に取り付けた溶接棒で接合していきます。
12.仕上げはグラインダーで、バリ取りとクオリティを高めます。
13.まずは試作で装着し、サイズや基準に沿った構造で作成設置してみます。
14.自作の部品は強度計算書類を一から作成しなければなりませんので、大変です。
15.毎回の如く、微調節が必要ですね。
16.各部分のステーパーツを製作していきます。サイズも取り付け座席により微調整が必要です。
17.シートベルト取り付け部分の強度試験に適合するか、計算書が必要です。
18.メインの鬼ステーです。まだ素なので素敵ですね。
19.リアドアから見ても送迎バスらしくなってきましたね。
20.なんとか完成に近づいてきました。今回のポイントは、各部分の強度計算書及び自作パーツの計算書、シートはE、E11マーク適合。難燃性素材の証明書が要求されます。生地の難燃性はMVSSの普通は302が妥当ですね。