シビリアン架装例
■シビリアン内装架装
ゴルフバック、手荷物置き場を製作しました。
バスのシート取外し。グレードによって内装の状態が違います。予算の都合もありますが、仕上がり具合を打ち合わせいたします。シビリアンは、リアドア配線に注意が必要です。完成後のメンテナンスを考慮した設計を行うことも大切です。リアドアが使えるように、お客様の用途を取り入れることがポイントです。シビリアンは、幼稚園バスなどの改造を行うと良く分かりますが、サイドフレーム、床仕上げなどテクニックが大変必要です。サイドフレーム、床面など、下地に注意しないと、強度が取れなくなります。
床面下地仕上げの後は、豪華にジュータン仕上げにしてみました。厚みに合わせて下地も注意しないといけないので気を使います。ここで最大の仕上げは、当社系列店がジュータン、カーテン、オーダー家具シヨップの知識を活かしているからできる匠の技があるからかも!?
内張りもインテリア部署の専門から色あわせをしてもらいました。普通に色あわせではダメです。室内温度は耐熱を考え、厚みも重要です。数百種類あるので、色あわせも大変ですね。当店は1m単位で仕入れ可能です。予算に合わせて、仕上げ箇所を決めて下さい。
仕上がりのクオリティが大切です。この部分はやはり色を合わせます。ただ同じ色ではダメです。使用を考えると擦り傷などで、元色が出てくると見栄えが悪いですね。高価でも耐久性ウレタンを厚塗りします。見えない部分のお客様重視の考えです。
全て、肉厚のあるステンレス製品です。フック全てもステンレス製で、いつも予算を忘れて造り込むのは、これが職人と言うのでしょうか!?お客様がゴルフ場なので同系のゴルフネットで仕上げです。これでマイクロバスにもゴルフのイメージが出されており、このバスに乗られるお客様もこのゴルフ場の会社クオリティの高さが、お客様に伝えていけると思います。
■シビリアンオリジナルマット製作
マイクロバスの問題点でもある、助手席に行くにはここを土足で通るので汚れのひどい車両が多く、見た目も悪い。
ジュータン・アルミ板ともに採寸し、オリジナルを製作するので、サイズぴったりに仕上がります。
■シビリアン福祉バスの改造
福祉車両のパワーゲートを取り外して29人乗りに変更構造変更まで全て行います。
■シビリアン福祉バスの改造2
後部座席の1つを補助席に変更し、後方から荷物の出し入れを可能にしました。
1.シビリアン介護リフトの取り外しを行います。和光工業の介護リフトです
2.まずは動作確認。とても静かで高性能なリフトです。改造すれば家庭でも使えますよ。
3.取り付け方によって架装方法も変わります。1台毎に取り付け仕様が違いますね。
4.リフトはリュースしますので丁重に扱ってください。
5.この時点で点検、グリース、油圧オイルなど、メンテナンスをしておきます。
6.油圧モーターも毎回違う場所についていますね。今回は何度5でした。
7.ここが当社の魅力。数多くの架装をするためには、純正シートの入手ルートが欠かせません。
8.シビリアンはシート取り付けは、自作のステー、取り付け部分の強度計算を考えて行います。そして仮置きしてしてみす。
9.なかなかいい感じですね。乗車定員の変更なので構造変更が必要です。あとは、強度、ブレーキテスト、いろいろ大変です。他店では書類作成だけで40万と聞きました (ノ゚ο゚)ノ驚き!
10.バスの座席取り付けは前部、中部、後部と車内の寸法が違うので座席にあわせて加工が必要です。
■ビフォーアフター 室内拡大
【Before】
介護リフトが付いている状態
【After】
シートを付けた室内から見た画像
【After】
後部ドアを開けたところ
■ボディ全塗装
ボディは全塗装で仕上げました。
■ステップ
アルミ板を貼りかえることで、新品のように仕上がります。
■事業用架装
昇降口ステップ架装工事。事業用に適合させる架装工事を行います