大型トラックから小型車・軽自動車・マイクロバスまで様々な車を、お客様の業務に合わせた必要な架装・改造・修理を施します。
トラックのボディ架装、アルミ箱・パネル板・ヘコミ修理、格納ゲート取り付け、ラッシング取り付け、風貌取り付け、塗装工事、アルミ張替え、ゲート取り付け・載せ換えやマイクロバスの改造、全塗装などお客様のご要望にお応えしていきます。 お問い合わせはこちらまで
幼稚園バスの改造
■幼稚園バスの改造
自動車修理会社からの依頼です。お客様から幼稚園バスに、ラウンジ回転シートを付けてほしいと依頼されたようです。
自動車修理会社さんは、いろいろ調べて、簡単に車検が取得できない「保安基準の適合」困難であること知ったそうです。
入庫写真の状態で依頼されました。
現在幼稚園バスで登録されており、構造変更が必要です。
幼稚園バスは床を落とす作業があります。ビックバン、幼稚園バス、マイクロ仕様の骨組みは、全て違いますので、骨組み構成を考えて補強して下さい。
コースター、リエッセはバリ取りのポイントがあります。サイドの骨格造り、床下の骨格造り、この時点でポイントを怠ると、保安基準に適合しないので、がんばりましょう!!
ここで、床材の捨て張りを行います。 取り付ける椅子の種類によって車体と床下に適合できる骨格を製作してあります。二度手間ですが、座席を設置して取り付け位置を決定します。
今回は、回転シートを設置します。
保安基準に適合するスペースの確保を行い乗車定員を決定します。
勿論。シートベルトの固定強度が変わるので強度は計算済みです。
シートも試験場にて難燃性、別添27適合証明を取得します。検査は1m角の生地、中身が必要です。
JIS基準の合格では保安基準が取得できないので注意!ブレーキ系、制動装置の強度と能力の書類も必要です。ブレーキテストは、東北にある公的機関で行えますよ。幼稚園バスは、車内の内張りがビリビリなバスが多いですね。純正品が、こげ茶色なので、今回取り付けする茶色の座席と同化してしまうことが気になります。デザイナー職人の私(笑)は、ナチュラルブラウンでコーディネートして作り直しました。
内装の内張りは、激カワですね。このままにしようかな!?と思いきや、勿論加工しますよ。長さ、穴位置、張替えをしまーす。
色合いもばっちりです!
内張りはナチュラルな感じで仕上げました。内張りにも難燃性適合書類が必要ですよ。とっても綺麗に仕上がりました。
回転シートはスーパーラウンジ仕様と同じピッチで仕上がっています。対面座席で楽しく旅行ができますね。
なかなか回転座席が付いている仕様のマイクロバスは希少ですね。とってもいいですよ。最後の仕上げは、座席をレザーフルカバーで仕上げます。
ここのHPをご参考に
http://kasou.joho-net.to/seat_cover.html構造変更にて、無事車検を取得しました。